◆瞑想の目的とは

ホットヨガには瞑想の時間がありますし、瞑想オンリーのレッスンもあります。
「瞑想」と聞くと、なんだか怪しい宗教団体のようで嫌煙されがちですが、理屈が分かれば、怪しいなんてことはありません。
それどころか、あらゆる効果に驚くばかりです。
今後、学校の体育の授業などで必修項目になるかもしれませんよ? 瞑想の目的は、心のメンテナンスです。
人の心は揺れ動くもの。
それを一つの目的へ集中できるようにするものが瞑想です。
とはいえ、苦しい修行などとは違います。
瞑想をマスターすれば、深い呼吸をすることで脳へ大量の酸素を送り込み、脳をリフレッシュさせることができます。
また、瞑想は宗教っぽいというのは、感覚的に、日本の座禅に似ているからでしょう。
ホットヨガは、日本人が忘れがちな、静かにひとり我を振り返るという感覚を、瞑想によって取り戻す効果もあるのです。
◆瞑想を実践している有名人

瞑想は、数多くの有名人が実践しています。
例えば、経営者であればスティーブ・ジョブズ、ビル・ゲイツ、松下幸之助。
アスリートならイチロー、マイケル・ジョーダン、・長嶋茂雄。
アーティストならマドンナ、・レディ・ガガ、ビートルズ。
他にもヒラリー・クリントン、リチャード・ギア、ジョージ・ルーカス、 キャメロン・ディアス、ミランダ・カーなど、ここに書ききれないくらい本当にたくさんいます。
こうして見ると、知らない人はいないという、才能に溢れた方々ばかりですね。
様々なジャンルの有名人が行っているということも、なんだか説得力があります!
◆瞑想のメリット

瞑想には数多くのメリットがあります。
例えば、心を落ち着かせる・不安が和らぐ・集中力を高める・意思が強くなる・ストレスが軽減する・記憶力を高める・創造性を高める・思慮深くなる・幸福感を高める・リラックス感を高める・免疫力を高める・身体が冷えにくくなる・加齢による脳の衰えを防止する・・・などです。
また、15分の瞑想は2時間分のレム睡眠と同じ効果があると言われています。
科学的にも瞑想をすることによって感情が前向きになり、情緒も長期的に安定し、日常的な集中力も高まるそうです。
というのも、瞑想中の脳をMRIスキャンしたところ、日々絶え間なく行っている“情報処理が完全に停止している状態”だったそうです。
実感として脳がとても休まる感覚がある、ということですね。
◆瞑想のやり方

瞑想には様々な流派がありますが、やり方は簡単です。
基本的に目を閉じ、静かに深い呼吸が出来れば良いです。
それだけでは物足りない!という方に、もう少しコツを教えましょう。
まずは、背筋を伸ばして座ること。
猫背にならず、上から頭を糸で吊るし上げられているような感覚で座るイメージです。
そして、呼吸は鼻から吐いて鼻から吸います。
息を無理に吸おうとするのではなく、まずは息を吐き切ります。
これ以上吐き切れないというところまで息を吐くと、鼻から息が自然と入ってきます。
これを何度か繰り返していく内に、段々と深く息が吸い込めるようになります。
ホットヨガでは瞑想中も腹式呼吸です。
息を吸うとお腹が膨らみ、息を吐くとお腹が凹む状態をレッスン中ずっと続けます。
腹式呼吸による瞑想が困難な方は、初めから無理をする必要はありません。
毎日数分間、頭を空っぽにし、リラックスすることを心掛けましょう。
慣れてきたら呼吸に集中してみるのも良いです。
瞑想は、習慣化することでより効果があらわれます。
ホットヨガのレッスンが無い日でも、1日5分で構わないので、継続するほうが良いようです。
ホットヨガの瞑想タイムで、心のインナーマッスルも鍛えましょう!